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日本武尊ゆかりの霊水

東海道本線と北陸本線の分岐駅でもある滋賀県米原市は、中世以降、宿場町として栄えました。

旧中仙道に沿って琵琶湖に注ぐ地蔵川をたどって遡ると、おびただしい水量の湧き水になっています。

「居醒の清水」は、「その昔、伊吹山に住むという大蛇退治にやってきた日本武尊は、蛇の毒気にあてられたが、この清水で癒して元気になった」という神話が残る霊水です。

もちろん、水を飲んだり汲んだりできて、石灰層から湧き出る水はミネラル分を豊富に含み、おいしい水としても折り紙つきです。

湧水のほとりには、江戸時代の儒学者で近江出身の雨森芳州が詠んだ「水清き 人の心を さめが井や 底のさざれも玉とみるまで」の歌碑があり、彩りを添えています。