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九州「山岳信仰」の中心的なご神水
福岡県と大分県の県境にある、英彦山(ひこさん)は九州の山岳信仰の中心として知られる名山のひとつで、北岳、中岳、南岳の3つの峰々がそびえる修験の霊場です。
中岳山頂に英彦山神宮上宮があり、奉幣殿からの登山道に下宮と中宮があります。
昔は「彦山」と書いていましたが、享保14年(1729年)、天下にぬきんでた霊山として霊元法王から「英」の美称を許され、「英彦山」と書かれるようになりました。
修験道の拠点として「嶺に3000人の仙人あり」といわれるほどの霊場となりましたが、明治の神仏分離に際して修験道廃止となり、英彦山神社と改称され、明治50年(1975年)に英彦山神宮となりました。
ご神水は、水源自体は神域となっていて入れませんが、社務所付近の水場の竜の口から流れ出ています。
霊験あらたかといわれ、最近では赤ちゃんの粉ミルクのお湯に使う主婦も多いということです。
菅原道真を祀る「京の名水」
京都・寺町京極と新京極にかかる一角に「錦天満宮」はあります。
天満宮の名の通り、菅原道真を祀るお社です。
平安時代からの由緒ある神社ですが、豊臣秀吉の時代にこの地に移転しました。
菅原道真は平安時代の学者であるところから、学問、知恵、商才の神様とされ、地元では「錦の天神さん」として親しまれています。
境内にある「ご神水」は、地下30mから汲み上げられていて、水温17〜18度、水質検査でも無菌の良質な水を折り紙つき。
朝夕にはペットボトルを手に、近所のお年寄りたちがたくさん訪れます。
また、受験生には特に人気で、いつもはにぎやかな修学旅行生も、神妙な面持ちで水を飲んでいます。